今回は、自宅のお庭をドッグランにしてみたいと考えている方へ、人工芝でドッグランにするメリット、デメリットを紹介します。
わんちゃんにとって、毎日の散歩や思い切り走り回って遊ぶことはすごく大事なことです。
ですが、毎日決まった時間に散歩に連れていくのが難しかったり、散歩が禁止されている場所もありますよね。
とはいえ、ドッグランのある場所まで行くにも時間がかかる為、頻繁に行くことは難しいでしょう。
自宅のお庭を人工芝でドッグランにすれば、おうち時間の間にわんちゃんを遊ばせることができます。
ですが、問題になってくるのが地面の状態です。
土のまま遊ばせてしまうとドロドロに汚れてしまいます。
天然芝も良いですが、メンテナンスに労力と費用がかかってしまいます。
さらに雑草が生えてきて害虫が寄ってくる恐れも十分にあります。
そこで、お庭をドッグランにするのにおすすめとなってくるのが人工芝です。
メンテナンスの手間も少なく衛生的で、わんちゃんにとっても快適なお庭になるでしょう。
まず、お庭を人工芝でドッグランにするメリットを紹介していきます。
なぜ人工芝がドッグランに良いか、いくつかのメリットをまとめてみました。
メリット1.わんちゃんの足腰への負担がかからない
メリット2.衛生的で汚れにくい
メリット3.メンテナンスの手間がかからない
コンクリートや土など、固い地面の上で遊ばせると、わんちゃんの足腰に負担がかかってしまいます。
わんちゃんは人間と違い、ケガをしたり体を痛めてもSOSを出すのが遅れたり、気づきにくいこともあります。
せっかく愛犬が楽しく走り回っても、環境が悪く、足腰を痛めてしまっては意味がありません。
その点、人工芝は柔らかくクッション性があり、わんちゃんの足腰への負担を少なくできます。
ただ、ホームセンターなどに販売されている安価な人工芝は、芝葉の密度が少なくクッション性が低いものが多いので
ドッグランとして使用するには注意が必要です。
健康やストレス解消のためのドッグランなので、家族の一員でもある愛犬に負担がかからないことが1番ですね。
地面が土や天然芝の場合、走り回ったり寝ころんだりすると犬の体が汚れてしまいます。
特に雨上がりとなると、泥だらけになり家に入る前に体を洗うのも一苦労です。
また、天然芝や雑草が生えている状態だと、雑草が犬の体に付いてしまったり、
害虫が発生することも少なくありません。
そういった面から考えると、人工芝の場合は土や天然芝よりも汚れにくく、
雨が降っても水はけが良いので、泥だらけになることもなく衛生的だと言えます。
人工芝の種類によっては抗菌加工が施されている物もあり、害虫も発生しにくく
安心安全にわんちゃんを遊ばせることができます。
人工芝はメンテナンスやお手入れが少なく簡単です。
そういった点で、お庭を人工芝にした場合、わんちゃんはもちろん飼い主にとってもメリットになりますね。
天然芝の場合、伸びてきた芝を刈る作業、生えてきた雑草も抜かなければいけません。
さらに、定期的に水やりや肥料を撒いてあげる必要もあります。
特に雑草は梅雨明けとなる夏場、ほんの1~2週間程度でものすごく成長します。
真夏の炎天下の中、黙々と雑草を抜く作業はかなりの労力が必要です。
その反面、人工芝の場合はお手入れがほとんどいらずメンテナンスフリーとも言われています。
木や植栽の枯葉が落ちてきた場合は竹ぼうきで掃くだけで大丈夫です。
近隣などからの土埃などで人工芝の表面に汚れが付いてしまった場合は、
ホースで軽く水洗いするだけで十分に落ちます。
ここまで人工芝でドッグランにした際のメリットを紹介してきましたが
デメリットもありますので紹介していきます。
デメリット1. 初期費用がかかる
デメリット2. 夏場は表面温度が高くなる
デメリット3. DIYでは難しい場合がある
人工芝は天然芝と比べて初期費用が高くなってしまいます。
もちろん、ホームセンターなどで販売されている安価な商品を選べば費用を抑えることができますが、
低品質でクッション性や耐久性が低い物を選んでしまうと、わんちゃんの負担軽減にはなりません。
天然芝と同等のクッション性をもつ人工芝となると値段は高くはなりますが、
高品質な人工芝であれば7年~10年ほどの耐久年数がありますので、
天然芝のお手入れにかける労力と金額を考えた場合、長い目で見ると人工芝のほうがトータルのコストは安くなります。
人工芝の性質として、ナイロンやポリプロピレン、ポリエチレンなどの
プラスチック素材でできています。
その為、夏場の炎天下では日光の熱で表面がかなり熱くなってしまいます。
熱しやすく冷めやすい性質になるので、日陰になればすぐに温度は下がりますが、
日中にわんちゃんを遊ばせる際は、事前に水打ちをすればすぐに人工芝の表面温度は下がります。
DIYブームの近年、人工芝の施工も自身でされる方が増えてきています。
ですが、広いお庭や形が複雑なお庭になるとDIYでは大変になります。
人工芝を敷くためにはまず下地作りが大切になります。
雑草や天然芝を除去して地面を平にして固める必要もあり、
地面がデコボコしている状態のまま人工芝を敷いても見栄えが悪くなったり、水たまりができてしまいます。
また、水勾配を考え、雨水が流れるよう工夫する必要もあります。
DIYの経験が多い方や慣れている方、お庭がそれほど広くない場合はDIYでも可能かもしれませんが、
心配な方はプロの施工業者に依頼されたほうが良いでしょう。
このようにデメリットもありますが、対策もしっかりできます。
人工芝はクッション性も高く清潔でお手入れも簡単なので、わんちゃんの為のドッグランには向いています。
天然芝と違い、人工芝はお手入れは簡単にはなりますが、
どのようなお手入れをしていくのが良いか紹介していきます。
近隣の状況にもよりますが、土埃や砂埃で人工芝の表面が汚れてくることがあります。
そんな場合はホースを使って水で軽く洗い流すだけで十分汚れは落ちます。
また、デメリットでも紹介した夏場に人工芝の表面が熱い場合も、
表面の汚れを落とすついでに水打ちをすればすぐに温度は下がります。
わんちゃんが人工芝の上で糞尿などをしてしまう場合もあるでしょう、
もちろんそうならないように躾をするのが1番の対策ですが、
もししてしまった場合、おしっこであればこちらも水洗いで簡単に洗い流せます。
糞の場合は固形物をすぐに取り除いてから、水で洗い流すと良いです。
汚れや臭いが気になる場合は中性洗剤を使用して拭き取ってあげると落ちやすくなります。
人工芝の上にゴミや落ち葉がある場合ほうきで掃くと良いです。
ほうきといっても色々種類がありますが、その中でも竹ぼうきが1番最適です。
ホームセンターなどでよく売られているので準備しておくとよいでしょう。
人工芝の芝葉の中にゴミが入ってしまいほうきでは取り除けない場合、
こちらは掃除機などで吸い取ってしまうのが1番です。
ドッグランには人工芝がおすすめとはいえ、人工芝の種類は数多く存在します。
その中でもどういったものがおすすめかポイントを押さえておきましょう。
人工芝の上にゴミや落ち葉がある場合ほうきで掃くと良いです。
ほうきといっても色々種類がありますが、その中でも竹ぼうきが1番最適です。
ホームセンターなどでよく売られているので準備しておくとよいでしょう。
人工芝の芝葉の中にゴミが入ってしまいほうきでは取り除けない場合、
こちらは掃除機などで吸い取ってしまうのが1番です。
人工芝には密度があります。
安価な物であれば密度が少なく手触りがスカスカに感じたり、上から見た場合に下地が見えてしまっているものがあります。
こういったものはクッション性が低くわんちゃんを遊ばせても足腰への負担になってしまいます。
また、人工芝の耐久性も非常に重要になってきます。
耐久性が低いと芝葉や下地が傷みやすく、劣化も早まります。
安価の物は耐久性が2年~3年程度のものが多く、その都度張り替えが必要となり、費用や手間もかかってしまいます。
高密度で耐久性も高い商品を選んでいくとどうしても値段が高くなりますが、
その分7年~10年は張り替えをせず使い続けることができます。
人工芝の密度と耐久性は比例していることが多いので覚えておきましょう。
わんちゃんのためとなると雑菌や臭いも気になるところです。
わんちゃんが人工芝の上で糞尿をすることもあります。
そういった際に抗菌、防臭加工がされていないと衛生的にも良くありません。
高品質ものであれば抗菌加工や防臭加工が施されているものがほとんどです。
また、人工芝は性質上、静電気が起こりやすくなっています。
抗菌、防臭と合わせて静電気抑制加工が施された物を選ぶこともおすすめします。
今回は自宅のお庭を人工芝でドッグランにするときのメリットやデメリット、
商品選びのポイントを紹介していきました。
人工芝でドッグランにするとなるとどうしても初期費用が高くなるため、
避けていた方も多いかと思います。
ですが、長期的な目で見てみると、天然芝よりもコストは安くなるうえに、
衛生的にも優れていて、お手入れも簡単なので、わんちゃんにとっても飼い主にとってもメリットは大きいでしょう。
せっかくなら、家族の一員でもあるわんちゃんのためにも素敵なドッグランにしてあげたいですよね。
弊社でも無料でご相談を受け付けています。
些細な質問でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
プロフィール
GARDEN MARK事業責任者・施工管理者
幅広い提案から人工芝の施工まで1人で行う。
ドッグランやキッズスペース、日本庭園など数多くの実績有り。
日本全国対応 (沖縄県に関しては要相談)
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