【5分で解説】人工芝を敷く際に一番大事なのは下地！
ここ数年で人工芝をお庭などに敷設する方が増えています。
家で過ごす時間が増えて、もっと心地よい空間作りがしたい！という気持ちになっているのでしょう。実は人工芝の敷設をする際に見逃してはいけない重要なポイントがあります。それは「下地」です。
下地作りが雑だと、人工芝の消耗が早くなってしまいます。本来だと10年間使える人工芝が、数年でダメになってしまう可能性があります。
そんな残念な結果になってしまわないように、この記事では「人工芝の下地の重要性」「下地整備の手順」をご紹介致します。
人工芝の下地の重要性
なぜ人工芝を敷設する際に下地を整える事が重要なのでしょう？
それは大きく3つあります。
1.雑草が生えてしまう
2.水はけが悪くなる
3.仕上がりの見た目が悪くなってしまう
雑草が生えてしまう
雑草が残った状態で人工芝を敷設してしまうと、雑草が後々伸びてせっかく綺麗に敷設した人工芝の見た目も悪くなってしまいます。また、生えてきた雑草が人工芝を地面から押し上げてなんとも居心地が悪いボコボコした踏み心地になってしまいます。
そんな邪魔な雑草が生えないように、以下を徹底して人工芝を敷くようにしましょう。
・地面の雑草は隅々まで取り除く
・防草シートを敷いて雑草に光が当たらないようにする。
光を遮断することにより、雑草の成長を止める事が出来ます。
コンクリートなら雑草に関して気にする必要は無いですが、土の地面の上に人工芝を敷設する場合は、雑草が伸びない下地作りを心がけましょう。
水はけが悪くなる
雨が降った際に、敷いた人工芝の下に水が溜まらない様に、下地を整備する必要があります。水が溜まってしまうと、カビが繁殖してしまい衛生的に悪い環境になってしまいます。
特にお子様やワンちゃんの遊び場として人工芝を敷こうと思っているならとても大切です。
対策として下地に砂利を整理すれば水の逃げ道を確保出来ますので、湿気も溜まりづらくなります。また、下地以外には「水はけが良い人工芝」を選ぶことも重要になっています。
仕上がりの見た目が悪くなってしまう
下地の整地次第で人工芝の見た目が大きく異なります。プロの業者に頼めば、人工芝の敷設場所に合わせて、適切な方法で整地を行ってくれます。
しかしDIY人工芝などお客様自身で行うと、なかなか下地の整地が上手く行かないケースが多くあります。下地がボコボコのままでは、仕上がりの人工芝もボコボコになってしまいます。
当たり前の事ですが、人工芝敷設の失敗原因で一番多いのが下地が完全に整地されていないパターンです。
また、人工芝と地面に空間が生まれ、人工芝の上を歩いたときに、足がふくらみに引っかかたりするので、見た目に加え、安全面もダメな人工芝になってしまいます。
ふくらみを失くすために、プレートやスコップで地面を転圧しましょう。
徹底的に地面を均等に平らにしてから、防草シートや人工芝を敷設するようにしましょう。
下地の整地を行う手順
1. 雑草を除去する
大きな雑草はもちろん、そこまで大きくない雑草も念のため除去しておくのが吉です。
手で抜けないような雑草が多い場合は、スコップは必須で準備して頂ください。
2. 転圧する
プレートを使って下地を平らにしていきます。
＊プレートを個人で保有されている方はいないと思いますので、スコップなどを代替えに使いましう。綺麗に平らにすることによって、この後の作業が楽になります。
3. 防草シートを敷く。
最後の仕上げに防草シートを敷いていきましょう。
防草シートは、表面が上に出るように巻き取り梱包されていますので、裏表はスグに分かるかと思います。地面に置いて転がしながら敷いて下さい。
コツは「少しずつ広げる」ことです。一度に広げると風に飛ばされたりします。少しずつ広げることにより、最終的には効率良く敷くことが出来ます。
まとめ
素敵な人工芝を敷けるかどうかは全て「下地」に掛かっていると言っても過言ではありません。 人工芝の施工業者は下地作りに一番時間を掛けています。DIYで下地整備を行う場も、是非この記事で紹介したポイントを覚えておいて下さい。
GARDEN MARKでは、年間100件以上の人工芝の敷設を行ってきたプロが在籍しています。完璧な人工芝の敷設（下地整備を含む）を求めている方は、是非ご連絡ください。
また、ご質問や、ご相談なども受け付けてますので、お気軽にお申し込みください。
監修：GARDEN MARK 土井
プロフィール
GARDEN MARK事業責任者・施工管理者
幅広い提案から人工芝の施工まで1人で行う。
ドッグランやキッズスペース、日本庭園など数多くの実績有り。
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